時代の波乗り日記

いくつになってもふらふらっと生きている男が気になったニュースや日々抱いているギモンにガツンと言うつぶやき型問題提起ブログです。

ボーッとすること論

f:id:snjapan:20141130145444j:plain

最近みなさんはボーッとしてますか?

家でコーヒーを飲むとき、電車に乗っている時、勉強に集中できない時。
そんなちょっとした退屈な時間になにをして過ごすだろうか。

だいたいの人がスマホを見て暇をつぶすだろう。
ニュースを読んだり、ゲームをしたり、音楽を聴いたりと
スマホ一台あればもはや暇などない。

なにを考えるでもなくただボーッとする時間というのは、
現代人の習慣からほぼ絶滅してしまったのではないかと思う。
電車に乗るとみんな下を向いてスマホとにらめっこ。
こんな風景はあまり好きではない。

たまにはスマホを手放してボーッとしてみることも大事。
そこに新たな発見があるかもしれない。


画像元
Quote Pictures Taking time to do nothing often brings everything into perspective

アメリカの祝日独身無視論

f:id:snjapan:20141129082757j:plain

※祝日なのでテキトーな内容です。ご了承ください。


欧米の国では11月の最終的に木曜日がサンクスギビングデーという祝日に入る。
多くの人たちは実家に帰省し家族と過ごしてターキーを焼きパンプキンパイを食べる。
なので街のほどんどのお店、レストランは終日休業、もしくは早めに閉店する。

夕方から閑散とし、人の声すらあまり聞こえない街と化するのだ。

こんな時、独身の方々はどうされているのか。
帰る実家もなく、ろくなご飯も作れないような独身たちはこの祝日をどう過ごすのか。

この祝日をはそんな人たちのことを完全に無視しているように思う。
アメリカの田舎の方ならなおさらだ。
映画「クリスマス・イブ」のおじいさんはどう過ごしてたっけなー。

スタバですら3時頃には閉まっていたから、本当に行き場のない人は結構いたと思う。
これだけ改革の多い街でも、しっかりと祝日の伝統を保っているってのもすごいと思う。
日本の正月なんて、いまや休んでいるお店の方が少ない。
スーパーも24時間空いてるし、買い込む必要もない。
でも、アメリカじゃあ本気で店閉めてくるから買い込む必要がある。

なんか、ドイツで6時以降に働くことを禁止する法律ができるかもみたいなニュースがあったけど、その法律のおかげでお店も6時で閉まるってことなら、そんなアホらしいことはないと思う。暇でしょうがないでしょ。それこそ独身の方々はもはや行き場所がない。

そっか、日本って独身にすごく優しい国なんですね。


画像元
Thanksgiving Turkey Dinner Family
参考元
午後6時以降に仕事をすることは禁止!健康を一番に―ドイツ|GTニュース|GIRL'S TALK - Ameba


後悔論

f:id:snjapan:20141129204522j:plain
時々思い出すことがある。
それは幼い頃に後悔した想い出。
ただ、当時は一切の感情もなく、
この歳になって「やっちまったな〜」と感じるようになった想い出である。

スイミングスクールに通わせてもらっていた小学生の頃、
数ヶ月に一度のペースで行われる昇級テストに合格した私は、
母親に小学生にしてはとても高価な、最新の高価なゲームボーイアドバンスSP本体を買ってもらった。
折りたたみ式携帯のように折りたためるのが、すごくカッコよくてしかもバックライト付きで常に持ち歩いてポケモンをしていた。

数ヶ月経って、よく通っていたゲーム屋さんに行くと、
すごく魅力的な商品に目を取られた。
ニンテンドーゲームキューブでゲームボーイのカセットを指してプレイできるという商品だった。
これがあればポケモンをもっと大画面でプレイできるじゃないか!
しかもその端末の価格は5000円ほどの安さだった。

そう思った幼き頃の私は母親に内緒で、
ゲームボーイアドバンスSPを売ってその端末を買うことにした。
売るためにはハンコが必要だということをあらかじめ知っていたので、ダイソーで自分の苗字の入ったハンコを買って、再びお店に戻って手続きをした。
18歳以下の買取申し込みには親の同意が必要だということで、
ゲーム店の店員さんは記入した自宅の電話番号に電話をかけた。
同意コールは内緒でこの取引を成功させたかった私にとって大誤算。
電話に出た母親はもちろん何も把握しておらず、店員さんは私に電話を渡した。
その時に母親が言っていた内容の詳細は覚えていないが、
「本当に売っていいのね?」と年を押すように問われた覚えがある。
買取価格は12000円ほど。そのお金で5000円の端末を購入し、7000円が浮いた。

その当時、私は特に感情はなく、ただ損得の判断だけでの行動だった。
昇級試験に合格して、ご褒美として買い与えてくれた高価なものを、
あっけらかんと売りに出す。そんなバカすぎる行動。
もしも自分の子供がこんなことをした時には、相当ショックを受けると思う。
かわいい我が子が成長するのを喜んで買ってあげたご褒美を、
全く大切なものとは思わずに売りに出すという完全なる裏切り行為。


十数年経ったいま、本などで「後悔」という文字を見て度々思い出すようになった。
幼い頃の想い出を通して、その当時にはなかった感情が今になって湧き出てくる。

あの時なんであんなことをしてしまったのだろう。
誰しもそんな後悔をして自己嫌悪に陥るだろう。
その答えはひとつしかない。
その頃の自分は精神的に子供だったのだ。
後悔するということは、時間が経って、歳もとって、
ある程精神的にも度大人になったという証拠なんだろう。
そして同じようなことを繰り返さないように時々、
脳内ハードディスクからその時の想い出がでてくる仕組みになっているのだと思う。

そう考えると、人間の脳みそってやっぱすごい。。

参考元
後悔は失敗を思い出すためではなく、改善策を見つけるためにある | ライフハッカー[日本版]
画像元Things You Might Regret Doing | newarray

「政府が仕掛けた少子化対策」説

f:id:snjapan:20141122124018j:plain

以前にアメブロで書いていた「アメリカ若者論」の元となった記事を抜粋編集してアップします。

 

日本には少子高齢化という大きな課題がある。

移民の受け入れに最も消極的な国のひとつであること。

ある程度成熟した国家であること。

それらの要因をふまえて考えてみたい。

 

ムッツリスケベ大国の日本 vs 性に寛容すぎるアメリカ

出生率はアメリカが2.09に対して、日本は1.27。

その差はどのようにして生まれたのか?

 

アメリカを中心に生息し日本でも年々増え続ける

クラブ好きという生き物たちはその場をどう定義するのか?

クラブアレルギーな自分にとっては

「若い男女が孔雀の様に羽を広げてセックスアピールをする場」

もしくは「若い恋人同士が前戯まがいの踊りを踊る場」である。

そう定義してしまったからには

草食系男子、またの名はムッツリ野郎の私にはどうしても抵抗があるのだ。

 

アメリカの若者たちはそこで遊ぶ以外に選択肢がないのだと思う。

夜中まで営業してる娯楽というものがクラブやらバーしかないのだから。

そりゃ、クラブ遊びがアメリカの若者の娯楽のメインになるのはしょうがない。

映画は必ずと言っていいほどラブシーンがサブリミナル的に組み込まれていて、

小学生の頃から彼氏彼女がいるような超大国。

子孫を残す教育がしっかりと植えつけられている。

共働き、草食系男子が増え人口が減少した日本に残された回避策は

移民の受け入れを広げることだけなのだろうか。

その選択肢は、ちょっと右翼な私には喜ばしいことではない。

それとも、人口の減少は生物学的な事だと理解して

労働はすべてロボットに託すか。

 

やっぱりメディアの力は大きいと思う。

最近は雑誌でもテレビでもよくSEX特集が組まれている。

ドラマではラブシーンも比較的多めに入ってるような気がする。

「失恋ショコラティエ」などなど。。

(これは「政府が仕掛けた少子化対策説」を唱えているが実際のところどうなのか。)

 

それか、東京オリンピックまでに国民に英語をしっかり教育して

国際結婚を倍増させるか。

これが最も手っ取り早く有力な候補だと思う。

だから皆さん英会話教室に通いましょう!ってなCM広告も急激に増えてる気がする。

(これも「政府が仕掛けた少子化対策説」のひとつ「政府が英会話教室に補助金を支払っている説」である)

 

ってことでこれらの仮説をもとに考えると

政治家さんたちは意外にも頑張っていらっしゃるのではないかと思う。

みなさんが政治家さんならどのような策をとりますか?

商店街vsショッピングモールに見える現代社会論

f:id:snjapan:20141119105144j:plain

「これからの働き方論」に似た記事になるが、書き留めておきたい。

日本の雇用システムといえば、新卒採用。新卒で右も左もわかっていない若者の方が洗脳しやすい。
それが新卒採用の最大の利点である。

大学受験をして、遊んで友達増やして、卒業して、就職活動して、大手に採用される。
これが社会の流れになっている。

そんなテンプレートのようなものがしっかりとできてしまった。
というのも日本が成熟した先進国になった証なのだろう。
先進国になるまでの日本では自営業という選択肢しかなかった。
ところが成長するにつれて強者と弱者に差が出始め、強いものが弱いものを喰らい自分のものにした。

いまや、安定した企業が増えて生活も豊かになった。
そんな企業様の元で働く方がいいのだろう。家族も安心するだろう。ご近所さんからも「あの子どこどこに就職決まったんだって」なんてよくわからない噂も立つことだろう。

就職と独立の構図は、商店街とそれを一気に衰退させた大型ショッピングモールそのものである。
個人商店が姿を消し、働く人=サラリーマン、OL と言っても過言ではない世になった。

でもなんなんですかこのショッピングモール的に合理化された社会は。
マニュアル通りのテンプレートに沿った人生。
好きなことできるって言われて育ったのに、結局はキャンバス上の四角で囲まれたマスの上にしか絵は描けないわけなのか。

ここまで特に商売道具になるような特技や知識を身をつけていない、
あるいは発見できていない者が悪いのかもしれない。
だからこそ多くの人は就職の道を選び、「とりあえずの自立」をする。

自分を発見する場であるはずの大学で、自分を見つけられずに再び自分を見つけようと就職する。
それはどうにかなるやと、ただ社会の流れに身を任せているだけじゃないか。

スペシャリストとジェネラリスト。個人事業と大企業。
これからはより個人事業家も増えて個人に注目が集まる。
なにかに特化した人間こそが生き抜くことができる。
就職して安心だと思ってもいざ倒産となった時には、中途半端な社員は突然自然界に放たれた家畜状態。

個人商店が集まってできた商店街、大企業が集まってできたショッピングモール。
スペシャリスト団体、トップ以外ほとんどが凡人の巨大組織。
ものが安く買えてより合理的に生きれるようになったのは巨大組織のおかげ。
集団組織が社会の基盤となって人間ひとりひとりの価値は下がり、多くの人にとってあまり影響がないように見える政治家の活動に関心を抱かなくなった。

表面上はこの国は合理化主義で成長したように見えるかもしれないが、
実際は平凡な人間を大企業の兵隊として量産しただけなのではないか。
個人事業家が増えたとしても、アメリカっぽく個人事業家の活躍が認められて大企業に買収されるのがこの社会のオチなのか。

画像ソース(http://f.hatena.ne.jp/atori07/20100810222248)

男と女の使命論

f:id:snjapan:20141117084453j:plain
女に女らしくしろと言えば、男女差別だと言われるこのご時世。
ばかばかしいとしか思えない。

女性はいつの間にこうも被害妄想で生きる動物になったのか。
ご飯も作れず、裁縫道具も持たずに、ひょうひょうと無駄に高い物入れを肩からかける。
女性の社会進出大いに結構。
ただ社会進出したがために子育てをおろそかにするのは本末転倒。

国がしっかりと子育てサポートできる環境に作り上げていくべきなのだろう。
高齢者ももちろん大事。
未来の国力となる子供達のためにももっと尽力するべきではないか。

フランスでは1995年に出生率過去最低の1.65を記録したが、たった10年で2.0に回復したとのこと。
というのも政府がここに介入したから。
子供が多いほど税金が安くなったり、20歳まで育児手当を支給したり。

今の日本では子供を産んだら、仕事に支障が出てしまう上にお金がかかる。
女性もちゃんと大学を出て、働かないといけない風潮になってるし。
働くママが増えて、子育てに割く時間が減ったことが、
「ゆとり世代はどうしようもない」と言われる原因のひとつであるに違いない。

子育ては今や、幼稚園や保育所、学校の先生に頼りっきり。
おじいちゃんおばあちゃんとも別に暮らして、両親の仕事が終わるまではいつも留守番。

もっともっと、親から子供へ色んなことを伝承する時間が必要なのではないか。
男なら男らしく、女なら女らしく。
アメリカのドラマとかなんかで、
男らしくたくましい女性が多くの女性の理想像になっているかもしれないが、
子供は女性にしか産めないのだ。
子育て能力も生物学上、女性の方が得意なのだ。

しっかりとした子供に成長させるためには
しっかりと栄養バランスのとれた食事を作って、家事もこなして、
母親の見本を子供に見せつけることが本当に大事だと思う。

父親はしっかりと働き、そんな家庭を支える術を子供に教え、
一家の大黒柱たる威厳を見せつけるべきだ。

男は常にお金を稼ぐ術を考え、
女は常に家庭を守る術を考えておくべき。

男磨き、女磨きという言葉もたまに履き違えてる。
ダイエットをして、高級ブランドに身を包む。
それだけじゃダメ。

男は世渡りできるように十分知識をつけて、
女は嫁入り修行をする。(炊事、掃除、洗濯、裁縫)

もう同じことばっかり繰り返しそうなので、この辺で終わっておきます。

結論!
男は男らしく、女は女らしく。
そして、政府はそこを理解してちゃんとサポートしよう。






これからの働き方論

f:id:snjapan:20141111120508j:plain

お気付きの方もいるかもしれませんが、

毎回「○○論」という題で書いてるのは

私、東京ポッド許可局をよく聞いていて、それに大きく影響されてます。
 
11月2日に配信された「ジャンル横断論」の回を聞いて
これからの働き方はどうなるのかを考えてみました。
マキタさんの言葉を引用します。
ここで何を俺が言いたいのかって言うと、ひとつの世界に固執しなかった人、でも技術を持ってた人。それを応用することができて、別にあのー、ジャンルとか狭いその世界の中に固執することなく、それを別に関係なくポンポンポンって渡り歩いていきながら新しいことをやっていく人っていますよねって話です。
 
独自の強み(技術)を生かして、様々な分野にその技術を出力していく働き方、これこそがこれからの働きかたなんじゃないかと思った。
 
彼が挙げた例は、お笑い芸人の鉄拳。
彼はかつて独特なタッチの絵と共に繰り広げるフリップ漫談に人気を沸かせた。
しかし、いまや、彼はその絵の才能を磨き上げそれを生かし
パラパラ漫画をYouTubeでアップすると世界中でバカうけし
朝ドラ「あまちゃん」でも彼の作ったパラパラ漫画が採用され
「鉄拳」がパラパラ漫画家として再ブレイクした。
 
出発点はお笑い芸人であったが、彼の強みはその絵だった。
それを軸にしていけば、様々な分野に活動範囲を広げられる。
漫画による漫談だけでなくカレンダー、ポストカード、ブックカバー、動画。
しっかりした軸さえあれば枝葉は自然と成長していく。
 
ホリエモンのようにIT異端児として時の人となり、
その後悪人呼ばわりで逮捕された過去、大きな組織に対しても恐れないその根性、アイデア力、
そんな独自の武器があって、出力先を上手く発見しセルフプロデュースすることができれば
広範囲で活躍することができる。
 
マルチタレントではなく、ひとつの強みを持ってジャンル横断すること。
IT革命によって、独立自営業者へ経済が回帰してゆく今日、
そんな生き方が一番なうな働き方なのかもしれない。