ハロウィンぶりっ子論
またこの季節がやってきましたよ。年に一度の仮装大会。
と言うのも私、アメリカに来てから初めてちゃんとハロウィンの文化に触れて、当初はなんて賑やかで楽しいお祭りなんだ!と思ってたわけです。
かわいらしい子供たちは近所を回ってお菓子をもらいに行く。
でも大学生はなんだ。
2年前にイタリア人の友達と初めてクラブパーティーに行ったんです。
そしたら真っ暗闇に爆音でかかる流行りのクラブミュージック。へんなコスプレ野郎達がなんか踊ってる。ヒューヒュー言って、女ひっかけて?!あー、なんだこれ。。
結局、淫らなことするためにあいつらはコスプレをしてヒューヒュー言ってんのかよ。と思われてもなんらおかしくないと思う。そんな目的ではない人が多数だと思うが、そういう人がいる時点でもう嫌。
普段コスプレをしない人が唯一恥ずかしげもなくできる日として、日本でもここ数年で急激に浸透してきてるけど、本当に困る。
自分でかわいいと思ってる女の子が、かわいいと言われる目的でした中途半端なコスプレとメイク。あーかわいいですとも。だからなんなのさ。一番嫌なのは、「とりあえず猫耳族」のお方たち。
そんなあなたたちは中身のない軽い女と見られてますけど、大丈夫ですか?
薄暗いクラブでまともに見えやしないのにコスプレしていく意味は本当によくわからないから、「モテたい、かわいいと言われたい」以外の理由はあるのかをみなさんに改めてしっかりと考えていただきたいと思う。あなたたちのスタイルをお菓子をもとめる純粋無垢な子供たちに見せられますか?
昼間に公園とかで小規模な音楽フェスティバルがあってそこで家族連れやらカップルやら、大学生が集まって仮装大会するなら微笑ましい雰囲気でいいと思う。
世の女の子たちに告ぐ。
ハロウィンコスプレを機にぶりっ子をするなら、お昼に仲間内だけで頼む。街中での移動中は何か羽織っておいて欲しい。そして決してSNSにアップするでない。
これが私の理想の世の中への第一歩です。ほんま頼みます。